コーポラティブハウスこれからのもう一つの暮らし方

コーポラティブハウスとは

コーポラティブハウスコーポラティブ方式とは「自ら居住するための住宅を建築しようとするものが、組合を結成し、共同して事業計画を定め、土地の取得・建物の設計・工事発注・その他の業務を行い、住宅を取得し管理していく方式」です。
海外では欧米を中心に広く普及しています。ドイツでは全住宅の約10%、ニューヨークでは約20%がコーポラティブ方式といわれています。海外においては一般的な住宅取得形態の1つです。
コーポラティブ(Cooperative)という言葉には「共同の、組合の」というような意味があります。皆さんがよく耳にする「生協」「コープ」という食料品・日用品などを共同購入して安く会員に頒布する仕組みがまさにコーポラティブです。
つまり、コーポラティブハウスとは・・・住宅を共同で建設することによって手に入れる仕組み(住宅の共同購入)なのです。

コーポラティブハウスの仕組み
専門知識のない人々が集まり、意見調整をしながら土地購入、建物設計、住宅融資手続、マンション建設そして管理を行うことは、現実的にはかなり難しく、普及には至っていませんでした。
当社では、上記の問題をクリアするために、当社が持つ幅広いコネクションとノウハウをそなえた企画者・コーディネイターとして客観的な立場で入居者間の利害調整や合意形成を行いながら、土地の選定、計画内容の説明会に始まり、土地購入の手続から建設会社の選択、登記手続、融資手続、組合運営、入居後の管理など、あらゆるシーンで組合の皆様を全面的にサポートしていくことで、「コーポラティブハウス」ならではの「自由度」「合理性」「安心感」といった価値をトータルに提供いたします。

コーポラティブハウスの仕組み

コーポラティブハウスの流れ
メンバーが集まってから竣工・引渡しまで、通常約1年半を予定しています。設計に4~5ヶ月、見積もり調整に1ヶ月、施工に8~10ヶ月、多少の余裕を見て全体では1年半程度を見込んでいます。
長くて待てないという方もいらっしゃいますが、実際には内装についての情報収集や打ち合わせや見積もり調整などで結構慌しく、むしろもっと時間があったらとも伺います。高層マンションでも、契約から竣工・引渡しまで2年程度はかかりますので、1年半という期間についてはご理解頂ければと思います。
また、この予定期間が延長になる場合もあり得ます。近隣交渉が難航した、工事開始後の地中障害の処理に手間取った、コンクリート打設の直前に降雪があった、といった例です。
こうした予期できない理由でスケジュールが遅れ、ご入居時期がずれる可能性もある点は予めご了承下さい。

コーポラティブハウスの流れ

よくある質問

分譲マンションとの違いは何ですか?
分譲マンションは、デベロッパーが土地を買い建物をつくって販売します。それに対して、コーポラティブハウスは、入居予定者が建設組合を結成し、直接土地所有者から土地を共同購入し建物を建設会社に発注します。つまり、事業の主体がデベロッパーであるか、住人主導であるかということが一番大きな違いです。
コーディネイターは何をしますか?
コーディネイターは、土地の選定、事業計画の立案、入居者の募集、入居者・建設会社・金融機関などのパートナー間の意見調整や合意形成など、事業を円滑に推進していくために建設組合への企画・コーディネイトを実施しています。
建設組合とはどんな組合ですか?
入居予定者が、共同で土地の購入と建築工事を行うために結成する任意団体です。組合の規則については、コーディネイターが原案を提示しますが、入居者の合意のうえで決定します。入居予定者で設立する建設組合は民法上の任意組合であって法人ではありません。建物ができ上がると、その役目は終わり、建設組合は解散し、管理組合へ移行します。
建設組合を途中で退会できますか?
建設組合結成後に途中で退会することは、ほかの入居者に迷惑をかけますので原則的にできません。ただし、やむを得ない事情で退会する場合も想定し、組合規則の中で細やか取り決めをしています。
建設組合の意思決定はどのようにされますか?
基本的には、入居者の話し合いにより決めますが、意見がまとまらない場合には、建設組合規約に則った方法で決定します。ただし、コーディネイターが、意見調整に努めますので意思決定は円滑に行われます。
住戸の位置は選べますか?
当然、入居者の希望は尊重されますが、同じ住戸に申し込みが重複した場合には抽選で決定されますので、希望通りにならない場合もあります。
将来売却または賃貸できますか?
コーポラティブハウスは、区分所有建物として法律上は一般の分譲マンションと同じですから、売却または賃貸が可能です。最近のコーポラティブハウスの事例では、良好なコミュニティ維持のため「売却や賃貸をすることになった時点で他の組合員に通知する」、と規約の中で定めています。
どれくらいの期間かかりますか?
入居までは1年半から2年かかり、その間入居者同士による総会の機会を10回程度もちます。各々の住戸においては、設計者とともに、ドアノブひとつ、コンセントの位置に至るまで時間をかけてプランニングしていく過程で、愛着ある自分自身の住まいをつくり上げていきます。
ペットは飼えますか?
危険な動物でない限り、室内での小型犬や猫など一般的なペットの飼育は可能です。ただし、ペットと一緒に暮らすためのルールづくりなどは、総会での話し合いとなります。近隣に悪臭や騒音を出さないことは最低条件となります。
自分の住戸は自由につくれますか?
自由度は、プロジェクトごとに多少違いますが、各住戸内は基本的に自由設計です。ただし、都市計画、建築の法規に関わる部分については、多少の制約を受けることもあります。そうした制約の中で設計者が入居者の希望を聞きながら納得のいくプランをつくり上げていきます。
住戸設計者(建築家)は指名できますか?
コーポラティブハウスの場合、集合住宅であるため通常の設計業務に併せて建物全体での調整能力などが必要となるため、コーポラティブハウスの経験がある設計者を中心に推薦されます。
設計やインテリアの知識がなくても大丈夫ですか?
各住戸に担当の設計者がつき、ご希望のイメージを聞きながら設計を進めますので、特別専門的な知識をもっていなくとも大丈夫です。設計者と話し合う場合、希望のイメージを共有するために写真の切り抜きや、お気に入りのお店の情報などがあるとデザインが進めやすくなります。
自己資金はどのくらい必要ですか?
年収などの場合によりますが、取得価格の10%~20%くらい必要になります。
住宅金融公庫の融資は受けられますか?
住宅金融公庫の「コーポラティブ融資」というコーポラティブハウス専用の融資制度があります。
想定価格はどこまで含んでいますか?
コーディネイターが建設組合に提案する参考プラン仕様に示してある範囲となりますが、一般の分譲マンション程度の仕様・仕上げ・設備と考えるとよいでしょう。
工事金額はどのように確定しますか?
戸建ての注文住宅と同じイメージです。設計のグレードを上げれば当然金額は上がりますし、仕様を落としてローコストの設計をすれば価格が下がることもあります。設計途中で工事金額を予算を確認しながら進めていきます。